丸山茂樹の4度目の優勝はどうやらお預けになりそうだ。

　米男子ツアーのマヤコバ・ゴルフ・クラシック at リビエラ・マヤ-カンクン（メキシコ、エル・カマレオンGC）は現地時間の23日、第3ラウンドの競技を終了。前日トップと5打差ながら5位タイの好位置に浮上した丸山茂樹は、スコアを伸ばせず通算2アンダーで首位と13打差の26位タイに後退した。

　スタートホールの1番で幸先良いバーディを奪った丸山だったが、前半終了間際の8番パー4で痛恨のダブルボギー。後半に入ってもバーディは3つ奪ったが最終18番で2個目のダブルボギーを叩き、1オーバー71でホールアウト。マッチプレー出場中の世界ランカーたちを欠き、フィールドが手薄なため丸山にとってはチャンスの大会だが、上位の背中は遠くなった。

　一方、絶好調だったのが前日2位につけていたブライアン・ゲイ（米）で、上がり6ホール中、5ホールでバーディを奪う猛攻を披露し、ノーボギーの8アンダー62と爆発。コースレコードには1打及ばなかったが、通算15アンダーで後続に5打差をつけ単独トップに躍り出た。通算10アンダー2位にスティーブ・マリーノ（米）、通算9アンダー3位タイに前日のトーナメントリーダー、ジョン・メリック（米）とマット・クーチャー（米）が続いている。

　その他、通算4アンダー14位タイにチャンピオンズツアーでも活躍するニック・プライス（ジンバブエ）がつけ、初日好調だったジョン・デイリー（米）はフレッド・ファンク（米）らと並び、通算イーブンパー39位タイに後退している。

　なお丸山大輔は予選ですでに姿を消している。