ジョン・デイリー（米）が、復活優勝に向けて好スタートを切った。

　米ツアー、マヤコバ・ゴルフ・クラシック at リビエラ・マヤ-カンクンは現地時間21日、メキシコ、エル・カマレオンGCで第1ラウンドを行い、ジョン・メリック（米）が6アンダー64で単独トップ。2打差の6位タイから追いかけるのがメジャー2勝のデイリーだ。

　15番でダブルボギーを叩いたものの、それ以外は6バーディで4アンダー66と好調。シード権がなく、スポンサー推薦で出場するしかない今季は試合数が限られるだけに、その中でどれだけ賞金を稼げるかがポイントとなってくる。WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権と同週開催で、世界ランクトップ65が欠場している今大会は上位に食い込む絶好のチャンス。第2ラウンド以降に向けて意欲満々だ。

　メリックに1打差の2位タイにはラリー・マイズ（米）ら4人がつけている。また日本勢では、アイアンショットは切れているもののグリーンに苦しんだ丸山茂樹が1アンダー69で30位タイスタート。デイリーと同様に、出場試合数の限られる丸山大輔は、1オーバー71、59位タイと予選通過には1つでも多くのバーディが必要となる。