日本のエース、丸山茂樹が上位進出に意欲を見せた。

　米男子ツアーのシーズン開幕第2戦、ソニー・オープン・イン・ハワイは現地時間の12日、ハワイのワイアラエCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日20位タイにつけた丸山（茂）は3日連続となる2アンダー68にスコアをまとめ、通算6アンダーで21位タイ。順位以上に安定感のある内容に本人も「リラックスした中にも、いい緊張感がある」とトレードマークの“マルちゃんスマイル”を浮かべた。

　この日は8番でまずグリーン手前のラフからチップインバーディを決め“らしさ”を発揮すると、続く9番も絶妙なアプローチで連続バーディ。ボギーは1つあるが、ショット、パットに冴えを見せた。「毎日2アンダーを出していけば上に行ける」と上位進出に意欲を見せる丸山（茂）。最終日に爆発してシーズンをいい形でスタートさせたい。

　その他の日本勢は通算4アンダー30位タイに宮里優作。通算2アンダー46位タイに丸山大輔、通算1アンダー52位タイに宮里聖志がそれぞれつけたが、第1ラウンド好発進の立山光広は、5オーバー75とスコアを大きく落とし、前日の20位タイから65位タイに後退した。

　なおカットラインぎりぎりで予選を通った今田竜二と深堀圭一郎は、今季から新たに採用されたMDF（予選はクリアしたが決勝ラウンドでプレーできない）扱いで、残念ながらプレーするチャンスを失った。