海外男子
59歳T.ワトソン、2位タイ発進! 32年前の再現なるか?
2009年7月17日(金)午前7:20
1977年にターンベリー(スコットランド)で行われた全英オープンで帝王ジャック・ニクラウス(米)を倒して優勝を飾っているトム・ワトソン(米)が、大会初日に好プレーで飛び出した。
現地時間16日に同地のエイルサ・チャンピオンシップCを舞台に開幕した世界最古のトーナメント、ジ・オープンこと第138回 全英オープン第1ラウンド。午前中の早い組でスタートしたワトソンは、終始安定したゴルフでノーボギーの5アンダー65をマークし、首位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)に1打差の2位タイにつけた。
「もうすぐ還暦になろうとする人間にしちゃ上出来だね」と穏やかな笑顔を浮かべたワトソン。グランドシニア(60歳以降)入り目前の59歳とは思えない、ハツラツプレーは32年前にニクラウスと死闘を演じた当時を彷佛とさせる。しかし昨年の10月、腰の手術を行って体調は万全ではなく、今季出場したレギュラーツアーは4月のマスターズに続き、まだ2試合目。そのときは予選落ちに終わっているが、過去5勝と相性の良い今大会ではいきなり主役に躍り出た。
その活躍の原動力となったのが、試合前にニクラウスの妻バーバラ夫人から届いた1通のメール。「健闘を祈っています」という励ましに、ワトソンは自らのプレーで応えて見せた。「77年のターンベリーでのジャック(ニクラウス)との死闘のことを覚えていてくれる人がたくさん居るのはとても嬉しい。でもその当時、まだ生まれていなかった選手が余りにも多いことに驚いている」と苦笑を浮かべたワトソン。この日同組で回ったイタリア出身のマッテオ・マナセッロは16歳。ジャパニーズ・センセーションこと石川遼は17歳。もちろんワトソンの77年の優勝当時にこの世に生を受けていなかった。そんな若手たちを上回るゴルフを披露したワトソンはやはりただ者ではない。
昨年の今大会では当時53歳のグレッグ・ノーマン(豪)が優勝戦線を賑わして話題になったが、今年は還暦間近のワトソンが台風の目になるかもしれない。
現地時間16日に同地のエイルサ・チャンピオンシップCを舞台に開幕した世界最古のトーナメント、ジ・オープンこと第138回 全英オープン第1ラウンド。午前中の早い組でスタートしたワトソンは、終始安定したゴルフでノーボギーの5アンダー65をマークし、首位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)に1打差の2位タイにつけた。
「もうすぐ還暦になろうとする人間にしちゃ上出来だね」と穏やかな笑顔を浮かべたワトソン。グランドシニア(60歳以降)入り目前の59歳とは思えない、ハツラツプレーは32年前にニクラウスと死闘を演じた当時を彷佛とさせる。しかし昨年の10月、腰の手術を行って体調は万全ではなく、今季出場したレギュラーツアーは4月のマスターズに続き、まだ2試合目。そのときは予選落ちに終わっているが、過去5勝と相性の良い今大会ではいきなり主役に躍り出た。
その活躍の原動力となったのが、試合前にニクラウスの妻バーバラ夫人から届いた1通のメール。「健闘を祈っています」という励ましに、ワトソンは自らのプレーで応えて見せた。「77年のターンベリーでのジャック(ニクラウス)との死闘のことを覚えていてくれる人がたくさん居るのはとても嬉しい。でもその当時、まだ生まれていなかった選手が余りにも多いことに驚いている」と苦笑を浮かべたワトソン。この日同組で回ったイタリア出身のマッテオ・マナセッロは16歳。ジャパニーズ・センセーションこと石川遼は17歳。もちろんワトソンの77年の優勝当時にこの世に生を受けていなかった。そんな若手たちを上回るゴルフを披露したワトソンはやはりただ者ではない。
昨年の今大会では当時53歳のグレッグ・ノーマン(豪)が優勝戦線を賑わして話題になったが、今年は還暦間近のワトソンが台風の目になるかもしれない。








