17歳の高校生プロ、石川遼の全米プロゴルフ選手権（現地時間8月13日開幕、ミネソタ州チャスカ、ハゼルティン・ナショナルGC）出場が決定した。

　大会主催者の全米プロゴルフ協会から特別招待の知らせが、石川本人のもとに届いた。開幕時は17歳10か月で史上最年少の参戦。ちょうどこの日練習ラウンドを回った石川は、その場で喜びの会見を行った。

「すごくうれしい。全米プロはものすごく難しいセッティングという印象がある。まだ未熟だけど、自分の力を出し切って全力で頑張りたい」とコメント。メジャー出場が決まったのは、やはり特別招待を受けたマスターズ以来2試合目だが、その前に日本予選を経て全米オープン、全英オープンへの出場も目論んでいる。日本ツアー2勝の実績が、果たしてどこまで世界に通用するか。挑戦者としての戦いは続く。

　毎年シーズン最後のメジャーとして行われる同大会は、全米プロゴルフ協会が主催。4つのメジャーの中で唯一プロだけが出場できるものだ。そのため、他のメジャー以上にティーンエイジャーの出場が少ない。