海外男子
P.ケイシー、プレーオフで米国初優勝!
2009年4月6日(月)午後0:25
31歳のポール・ケイシー(英)が激戦の末、待望の米ツアー初優勝を飾った。
マスターズ前哨戦、米ツアーのシェル・ヒューストン・オープン(テキサス州ハンブル、レッドストーンGCトーナメントC)は現地時間5日、サスペンデッドとなった第3ラウンドの残りと、最終ラウンドを決行。通算11アンダー首位タイでケイシー、92年マスターズ王者のフレッド・カプルス(米)、ジェフ・オギルビー(豪)らが並走する混戦状態のまま、最終ラウンドがスタートする波乱の展開となった。
強風に苦しみながらのサバイバルレース。通算8アンダー15位タイから最終ラウンドに臨んだJ.B.ホルムズ(米)が、通算11アンダーで先にホールアウトした。それを横目で見ながらプレーした後続だが、オギルビーが先に脱落。ケイシーとカプルスは、途中首位で並んだが、カプルスも中盤で力尽きた。結局勝負の行方はケイシーと、ホールアウトしてから約3時間も待ったホルムズによるプレーオフへと持ち込まれた。
プレーオフ1ホール目はティーグランド前方からフェアウェイ左側にずっと池が待ち受ける18番、488ヤードパー4。ツアー3位のドライビングディスタンス(08年)を誇るホルムズは迷わずドライバーを握った。だが池越えのティーショットは、惜しくも池につかまってしまう。一方のケイシーは3Wでティーショットし、右フェアウェイバンカーへ。
ホルムズはそれでも、打ち直しの第3打を迷わずドライバーでフェアウェイを捉える。ケイシーはバンカーからレイアップして3オンしたものの、突っ込みきれずにグリーンの下の段。ホルムズが第4打を寄せられればケイシーにプレッシャーをかけられる場面だが、こちらも寄らず。結局、ファーストパットを寄せたケイシーが先にパーでホールアウト。パーセーブできなかったホルムズの敗北が決まった。
欧州ツアーで9勝しているケイシーだが、米ツアーではこれまで76試合に出場しながら勝てずに苦しんでいた。だが77試合目での勝利は、マスターズ前週という最高のタイミング。「サンディ・ライル(スコットランド/88年)もフィル・ミケルソン(米/06年)も前の週に優勝してマスターズを制している。僕も初めていい形でメジャーに挑める」と、次週のマスターズ制覇に向けて意欲を燃やしていた。
カプルスは通算9アンダー3位タイに終わったが、マスターズ17年ぶりの優勝の可能性も漂わせる好調ぶりだった。同じく3位タイにヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ニック・オハーン(豪)。オギルビーは3つスコアを落とし、通算8アンダー6位タイに終わった。
マスターズ前哨戦、米ツアーのシェル・ヒューストン・オープン(テキサス州ハンブル、レッドストーンGCトーナメントC)は現地時間5日、サスペンデッドとなった第3ラウンドの残りと、最終ラウンドを決行。通算11アンダー首位タイでケイシー、92年マスターズ王者のフレッド・カプルス(米)、ジェフ・オギルビー(豪)らが並走する混戦状態のまま、最終ラウンドがスタートする波乱の展開となった。
強風に苦しみながらのサバイバルレース。通算8アンダー15位タイから最終ラウンドに臨んだJ.B.ホルムズ(米)が、通算11アンダーで先にホールアウトした。それを横目で見ながらプレーした後続だが、オギルビーが先に脱落。ケイシーとカプルスは、途中首位で並んだが、カプルスも中盤で力尽きた。結局勝負の行方はケイシーと、ホールアウトしてから約3時間も待ったホルムズによるプレーオフへと持ち込まれた。
プレーオフ1ホール目はティーグランド前方からフェアウェイ左側にずっと池が待ち受ける18番、488ヤードパー4。ツアー3位のドライビングディスタンス(08年)を誇るホルムズは迷わずドライバーを握った。だが池越えのティーショットは、惜しくも池につかまってしまう。一方のケイシーは3Wでティーショットし、右フェアウェイバンカーへ。
ホルムズはそれでも、打ち直しの第3打を迷わずドライバーでフェアウェイを捉える。ケイシーはバンカーからレイアップして3オンしたものの、突っ込みきれずにグリーンの下の段。ホルムズが第4打を寄せられればケイシーにプレッシャーをかけられる場面だが、こちらも寄らず。結局、ファーストパットを寄せたケイシーが先にパーでホールアウト。パーセーブできなかったホルムズの敗北が決まった。
欧州ツアーで9勝しているケイシーだが、米ツアーではこれまで76試合に出場しながら勝てずに苦しんでいた。だが77試合目での勝利は、マスターズ前週という最高のタイミング。「サンディ・ライル(スコットランド/88年)もフィル・ミケルソン(米/06年)も前の週に優勝してマスターズを制している。僕も初めていい形でメジャーに挑める」と、次週のマスターズ制覇に向けて意欲を燃やしていた。
カプルスは通算9アンダー3位タイに終わったが、マスターズ17年ぶりの優勝の可能性も漂わせる好調ぶりだった。同じく3位タイにヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ニック・オハーン(豪)。オギルビーは3つスコアを落とし、通算8アンダー6位タイに終わった。








