マーク・ウィルソン（米）が安定したプレーで米ツアー2勝目を飾った。

　WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権と同週開催の同ツアー、マヤコバ・ゴルフ・クラシック at リビエラ・マヤ-カンクン（メキシコ、エル・カマレオンGC）は現地時間1日、最終ラウンドの競技を終了。通算11アンダー首位タイで出たウィルソンは、同じ組でトップタイスタートのボ・バン・ペルト（米）がズルズルと自滅するのを尻目に、12番までに4つのバーディを奪取。終盤に入ってボギーを2つ叩いたものの、2アンダー68の通算13アンダーでフィニッシュ。単独2位のJ.J.ヘンリー（米）に2打差をつけて、2007年ザ・ホンダ・クラシック以来の勝利の美酒に酔った。

　その他、ケビン・ストリールマン（米）とヒース・スローカム（米）が通算10アンダー3位タイ。リッチ・ビーム（米）、デビッド・トムズ（米）のメジャー王者2人が、最終日に好スコアをマークし通算7アンダー6位タイに食い込んだ。

　また、トーナメントリーダーと6打差の16位タイから逆転優勝を狙った丸山茂樹は、3番でいきなりダブルボギーを叩いて失速した。結局4バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの3オーバー73で通算2アンダー。9オーバー79と崩れたバン・ペルトと並ぶ28位タイに終わった。