米ツアー通算4勝目を狙う丸山茂樹は、2日目に急ブレーキがかかってしまった。

　WGCの今季初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権と同週開催の同ツアー、マヤコバ・ゴルフ・クラシック at リビエラ・マヤ-カンクンは現地時間27日、メキシコのエル・カマレオンGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。3アンダー10位タイから出た丸山は、2番でバーディが先行する幸先の良いスタートだったが、ショットが安定せず3番でボギーを叩くと、ずるずると4つのボギーを重ねてしまう。中盤に3つのバーディで何とか取り返したものの、上がり5ホールで再び2ボギー。各選手がスコアを伸ばす中、4バーディ、6ボギーの2オーバー72とスコアメイクに苦しみ、通算1アンダー35位タイまで転落した。それでも03年クライスラー・クラシック以来およそ6年ぶりの白星を目論む丸山は残り2日、猛チャージでリーダーボードの頂点を目指す。

　なお首位はベストスコアの8アンダー62と爆発したケビン・ナ（米）とマーク・ウィルソン（米）が通算10アンダーで並走。初日トップのボ・バン・ペルト（米）とJ.J.ヘンリー（米）が通算8アンダー3位タイ、95年全米オープン王者コリー・ペイビン（米）が通算5アンダー7位タイと好位置につけている。