海外男子
悲しみの中で優勝争いをしていたF.カプルス
2009年2月24日(火)午前11:55
49歳のフレッド・カプルス(米)の戦いは、亡き妻に捧げるものだった。
先週の米ツアー、ノーザン・トラスト・オープンで3年ぶりに最終日、最終組で戦い、同じ組のフィル・ミケルソン(米)相手に1打差で最終ホールを迎えたカプルス。果敢にバーディを狙いにいって自滅し残念ながら3位タイに終わったが、そんなベテランの戦いぶりは、ファンの心をわしづかみにするものだった。
しかし、この戦いの裏で、カプルスは深い悲しみを味わっていたことを打ち明けたのだ。98年に結婚し、現在は別居していたタイス・ベーカー夫人が、大会2日前の米国時間17日に乳ガンで亡くなっていたのだ。
「彼女はいい人だし、僕も自分が悪い人間だとは思っていない。でも、彼女の友人達は僕を悪いヤツだと思っているようだ」と語るカプルス。2人が付き合い始めてすぐに、夫人のガンは見つかっていた。それでも結婚したほど当時は愛が深かったが、それだけではうまくいかないのが結婚というもの。残念ながら別居を余儀なくされたが、その後もカプルスが夫人の元に戻ったこともある。
結局、07年の復縁も半年あまりで終わってしまったが、それでも2人は離婚協議中のまま今日に至っていた。
訃報を聞いたカプルスは、大会開催コースから車で約2時間の場所に眠る夫人のもとに駆けつけようとしていた。だが「自分は彼女周辺の人に歓迎されていない」と、思い直し、試合に専念したのだ。大会終了後、悲しみを口にしたカプルス。今後、約1か月は試合から遠ざかる予定も明らかに。18歳と16歳の2人の子供達の支えになれる機会を必死で探るようだ。
先週の米ツアー、ノーザン・トラスト・オープンで3年ぶりに最終日、最終組で戦い、同じ組のフィル・ミケルソン(米)相手に1打差で最終ホールを迎えたカプルス。果敢にバーディを狙いにいって自滅し残念ながら3位タイに終わったが、そんなベテランの戦いぶりは、ファンの心をわしづかみにするものだった。
しかし、この戦いの裏で、カプルスは深い悲しみを味わっていたことを打ち明けたのだ。98年に結婚し、現在は別居していたタイス・ベーカー夫人が、大会2日前の米国時間17日に乳ガンで亡くなっていたのだ。
「彼女はいい人だし、僕も自分が悪い人間だとは思っていない。でも、彼女の友人達は僕を悪いヤツだと思っているようだ」と語るカプルス。2人が付き合い始めてすぐに、夫人のガンは見つかっていた。それでも結婚したほど当時は愛が深かったが、それだけではうまくいかないのが結婚というもの。残念ながら別居を余儀なくされたが、その後もカプルスが夫人の元に戻ったこともある。
結局、07年の復縁も半年あまりで終わってしまったが、それでも2人は離婚協議中のまま今日に至っていた。
訃報を聞いたカプルスは、大会開催コースから車で約2時間の場所に眠る夫人のもとに駆けつけようとしていた。だが「自分は彼女周辺の人に歓迎されていない」と、思い直し、試合に専念したのだ。大会終了後、悲しみを口にしたカプルス。今後、約1か月は試合から遠ざかる予定も明らかに。18歳と16歳の2人の子供達の支えになれる機会を必死で探るようだ。








