WGC初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権（現地時間25日?3月1日、アリゾナ州ザ・リッツ・カールトンGC）の開幕が近づいてきた。

　出場資格は、大会2週間前（16日）の世界ランク上位64位まで（欠場者が出た場合は繰り上がり）。そのため、09年シーズンがすでに行われている欧米両ツアーでは、残り2試合で結果を残し、ビッグイベントに参戦しようとしのぎを削ることになる。

　現状では、同ランク1位のタイガー・ウッズ（米）の欠場は確実とあって、65位までが圏内。注目は、先週の欧州ツアーで初優勝したローリー・マッキルロイ（北アイルランド）で、19歳が大暴れする姿を今から想像するだけでファンは胸が躍ることだろう。

　しかし、マッキルロイより2歳年下の石川遼は出場が苦しくなった。日本ツアーは試合がないため、ランキングは下がる一方で、現在は66位。2週後にはさらに下位になることが予想されるため、マスターズには出られるがこちらは難しそうだ。

　日本勢で出場できそうなのは、39位の片山晋呉ただ一人。世界のビッグネームが集結する大会にあって、日本人が片山のみという事実はあまりに寂しい。