海外男子
ビジェイ・シン/08年レビューと09年展望
2009年1月3日(土)午前11:45
フィジーの怪物、ビジェイ・シンは昨年も衰えを知らない活躍で我々を驚かせてくれた。
45歳にしてシーズン3勝。そして自身にとって3度目の賞金王の座にも輝いた。プレーオフシリーズは初戦のザ・バークレイズと2戦目のドイツ銀行選手権に連勝。見事フェデックスカップ2代目の栄冠に輝き、1,000万ドル(約9億2,000万円)のボーナスまで手に入れた。
どうしてこうまで強いのか? 本人は「昔ほど練習はしなくなった。そのかわりトレーニングはマメにやっている。イキの良い若手がどんどん出て来るツアーで活躍するには、彼らに負けないだけの体力をつけなきゃならない。体づくりが上手くいっているのが、45歳の今も第一線にいられる要因かもしれない」と打ち明ける。かつての“練習の虫”は、今では“トレーニングの虫”に生まれ変わった。その結果、ツアー通算34勝は、インターナショナルプレーヤーのPGAツアー最多勝利数を更新中。40代で挙げた勝星も歴代最多の22勝を記録している。
そんなシンもシーズン序盤は思うようなプレーができない時期があった。たびたび優勝争いを演じながら、AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマではプレーオフに進出するも惜敗。WGC-CA選手権でも2位タイと優勝が遠かった。
だが好不調の波はあったものの、8月のWGC-ブリヂストン招待でシーズン初白星を挙げてから賞金ランク上位を賑わし、プレーオフシリーズで本領を発揮。王者の貫禄を見せ付けた。
昨季は出場23試合で稼いだ賞金は660万1094ドル(約6億円)。獲得賞金を600万ドルの大台に乗せたのはシンただ一人。これにフェデックスカップのボーナスを加えると年間約15億円を稼いだことになる。
「勝てないと思ったらティグランドに上がらない」と言うシンは、もちろん09年もティグランドに上がり続けるだろう。「息子が最近はよくゴルフをやるようになった」と一粒種の話題を嬉しそうに語っているだけに、18歳になった長男がプロになる日まで、第一線で活躍し続けるつもりなのかもしれない。
45歳にしてシーズン3勝。そして自身にとって3度目の賞金王の座にも輝いた。プレーオフシリーズは初戦のザ・バークレイズと2戦目のドイツ銀行選手権に連勝。見事フェデックスカップ2代目の栄冠に輝き、1,000万ドル(約9億2,000万円)のボーナスまで手に入れた。
どうしてこうまで強いのか? 本人は「昔ほど練習はしなくなった。そのかわりトレーニングはマメにやっている。イキの良い若手がどんどん出て来るツアーで活躍するには、彼らに負けないだけの体力をつけなきゃならない。体づくりが上手くいっているのが、45歳の今も第一線にいられる要因かもしれない」と打ち明ける。かつての“練習の虫”は、今では“トレーニングの虫”に生まれ変わった。その結果、ツアー通算34勝は、インターナショナルプレーヤーのPGAツアー最多勝利数を更新中。40代で挙げた勝星も歴代最多の22勝を記録している。
そんなシンもシーズン序盤は思うようなプレーができない時期があった。たびたび優勝争いを演じながら、AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマではプレーオフに進出するも惜敗。WGC-CA選手権でも2位タイと優勝が遠かった。
だが好不調の波はあったものの、8月のWGC-ブリヂストン招待でシーズン初白星を挙げてから賞金ランク上位を賑わし、プレーオフシリーズで本領を発揮。王者の貫禄を見せ付けた。
昨季は出場23試合で稼いだ賞金は660万1094ドル(約6億円)。獲得賞金を600万ドルの大台に乗せたのはシンただ一人。これにフェデックスカップのボーナスを加えると年間約15億円を稼いだことになる。
「勝てないと思ったらティグランドに上がらない」と言うシンは、もちろん09年もティグランドに上がり続けるだろう。「息子が最近はよくゴルフをやるようになった」と一粒種の話題を嬉しそうに語っているだけに、18歳になった長男がプロになる日まで、第一線で活躍し続けるつもりなのかもしれない。








