ポスト、タイガー・ウッズ（米）候補として取り沙汰されているアンソニー・キム（米）とカミロ・ビジェガス（コロンビア）が、大会初日は明暗を分けた。

　現地時間18日に開幕したタイガーがホストを務める恒例のチャリティイベント、シェブロン・ワールド・チャレンジ（カリフォルニア州、シャーウッドCC）第1ラウンド。今年ブレイクした人気者のキムとビジェガスが同組でプレーし、ライバル対決に注目が集まったが、この日はキムに軍配。1アンダー71で回り首位と3打差の4位タイにつけたキムに対し、2オーバー74を叩いたビジェガスは、出場16名中12位タイと出遅れた。

「久しぶりの実戦でリズムがつかめるかどうか心配だったけれど、いいゴルフが出来た」とキム。ライバル対決に質問が及ぶと「僕らはライバルというより、仲の良い友達同士。学生時代からお互いをよく知っているし、最近さらに仲が良くなっている」と敵対関係ではないことを強調した。

　明暗を分けたとはいえ、まだトーナメントは始まったばかり。ビジェガスが初日の出遅れをどう挽回してくるか楽しみだ。