ベテランのケニー・ペリー（米）が連日のイーグル奪取で見事、勝利を勝ち取った。

　12組、24人の選手が激突するオフのイベント、メリルリンチ・シュートアウトは現地時間14日、フロリダ州ネープルズ、ティブロンGCで最終ラウンドを行った。スクランブル形式でのこの日のラウンドで、スコット・ホーク（米）とペアを組むペリーは、16番で2.4メートルを決めてバーディを奪うと、15番パー5で4.5メートルを沈めるイーグル。これが効いてブー・ウィークリー（米）＆J.B.ホルムズ（米）組との差を4打に広げ、通算31アンダーで優勝賞金各36万5,000ドル（約3,300万円）を手にした。

　若いウィークリー＆ホルムズ組も、バックナインに入って12番からバーディ、バーディ、イーグルと踏ん張ったが力及ばず、終盤に強いベテラン組に白旗をあげた。

「ケニーは今、たぶん最高のプレーヤーだろう」とウィークリーの賞賛を受けた48歳のペリー。53歳のホークとのいぶし銀コンビは、ゴルフが若さだけではないことを十分に証明して見せた。

　大会ホストのグレッグ・ノーマン（豪）と、今年もっともホットなプレーヤー、カミロ・ビジェガス（コロンビア）の組が、この日15アンダー57を叩き出して通算25アンダー3位に入っている。