17歳の高校生プロ石川遼が、米国時間8日発表の最新世界ランキングで前週の66位から62位へ順位を上げた。

　来季のマスターズ出場権を自力で手に入れるべく国内ツアー最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップに臨んだ石川は、最終ラウンドでスコアを伸ばせず5位タイで終了。マスターズへ出場できる同ランク50位以内（年末時点）という大きな目標はかなわなかったが、米ツアー優勝の今田竜二（64位）を抜き、34位の片山晋呉に続く、同ランク日本人2位となった。

　一方、南アフリカのサンシャインツアー、ネッドバンク・ゴルフ・チャレンジで9ストローク差の圧勝を飾ったヘンリック・ステンソン（スウェーデン）は、同ランク12位から7位にランクアップ。2008年シーズンは主戦場の欧州ツアーで未勝利に終わったが、ワールドカップ、ネッドバンクと2勝を挙げ、最高の形で1年を締めくくった。

　また、豪州ツアーのオーストラリアン・PGA選手権優勝のジェフ・オギルビー（豪）は、同ランク14位から11位へ浮上。JTカップを制したジーブ・ミルカ・シン（インド）も、同ランク44位から36位へランクアップした。

　尚、1位タイガー・ウッズ（米）、2位セルヒオ・ガルシア（スペイン）、3位フィル・ミケルソン（米）の上位陣に変動はない。