プロ転向後、初のツアー優勝を果たした石川遼が世界ランキング127位に浮上した。

　前週行われた日本ツアーのマイナビABCチャンピオンシップで、アマチュアとして挑んだ07年マンシングウェアオープンKSBカップ以来のツアー2勝目を手にした石川は、米国時間3日発表の最新ランキングで、212位から85ランクアップ。今年初めの434位から大きく順位を上げ、トップ100入りをうかがう勢いを見せている。

　また、欧州ツアー最終戦のボルボ・マスターズで優勝したソレン・ケルドセン（デンマーク）は、39ランクアップを演じて47位。米ツアーのフォールシリーズ第6戦、ギン・シュール・メール・クラシックを制したライアン・パーマー（米）も150人以上を抜き、202位となった。

　尚、1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位セルヒオ・ガルシア（スペイン）の上位陣に変動はないが、ボルボ・マスターズで4位タイに入ったリー・ウェストウッド（英）が11位から9位へ浮上。このあおりを受けてアーニー・エルス（南ア）が9位から10位へ転落した。