昨季のマスターズ王者ザック・ジョンソン（米）が、2週連続優勝に向けて最高のスタートを見せた。

　米ツアーのフォールシリーズ第4戦、ジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンは現地時間16日、ネバダ州ラスベガスのTPCサマリンを舞台に第1ラウンドを終了。5連続バーディを奪うなど猛攻を披露したジョンソンが、10アンダー62と爆発。先週のバレロ・テキサス・オープンから続く好調なパッティングを武器に、マーク・ターネサ（米）と並ぶ首位タイ発進を切った。

　バーディを量産出来るTPCサマリンらしく、1打差でマット・クーチャー（米）、ケン・デューク（米）、マイケル・アレン（米）、ニック・ワトニー（米）の4人が追走。42人が5打差以内にひしめく大混戦は、シーズン終盤のサバイバルレースにふさわしい。

　一方、AT＆Tクラシックに続くツアー2勝目を狙う今田竜二も、6バーディ、1ボギーの5アンダー67とまずまずのラウンド。順位こそ30位タイだが、爆発的なスコアが出る何が起こるかわからないコースが舞台だけに、十分逆転が可能な位置で初日を終えている。

　その他、8アンダー64の7位タイにニック・フラナガン（豪）ら4人。実力者デービス・ラブIII（米）は4アンダー68、43位タイ。