メジャー第3戦 第147回全英オープンゴルフ選手権（スコットランド カーヌスティ・ゴルフリンクス）に出場する宮里優作が、今大会の解説を務める内藤雄士氏のインタビューに答えた。

―練習ラウンドで回ってカーヌスティの印象は？

　テレビで見てたパドレイ・ハリントン（アイルランド）が優勝した2007年大会よりも現地の方が難しいですね。ただいつもの全英とは違って、結構フェアウェイが見えることが印象的でした。ただ（ボールが）転がるのでどこまでも行ってしまう、例えば4番アイアンで280ヤード出ちゃったりするので、その辺りのチョイスが凄く難しいです。各ホールで傾斜のバランスが異なるので、それぞれの癖を覚えておかないとかなり痛い目に合うなって感じですね。

―相当頭を使いますか？

　今日プレーしなくて良かったかもしれないですね。練習で回った人のクラブを見ながら、客観的に観れたので良かったです。

―具体的な作戦は？

　メリハリですかね。ミスした時もそうですけど、難しいホールをいかにメリハリつけてパーで良いと思えるかが重要です。風によって攻め方も変わってくるので、そこも思い切っていけるかも大事になってきますね。

―身体の状態はどうですか？

　クラブは振れそうですけど、直前でまた痛めてしまってはいけないので、ギリギリまでケアと調整を重ねる感じですね。

―最後に意気込みを

　まずは万全な状態で出場できるようにします。ドライバーを沢山使っていくコースではないので、ティーショットの刻みの精度を大事にしていきたいと思います。