丸山大輔が出遅れ、丸山茂樹は第1ラウンド終了後、棄権を表明した。

　米男子ツアーのプエルトリコ・オープン（プエルトリコ、リオグランデ、トランプインターナショナルGC-プエルトリコ）は現地時間の20日、第1ラウンドを行い、9バーディ、1ボギーの8アンダー64と爆発したボ・バン・ペルト（米）が単独トップに立った。

　例年なら欠場する今大会に出場したのは、今季成績不振だったことに加え、子供たちの学校が春休みになったから。「プエルトリコに行って、楽しもう！」とバカンス気分でやってきた同地でのいきなりの首位発進に「本当に楽しくなってきた」と興奮を隠せない様子だった。

　2打差の2位タイにテッド・パーディー（米）とカイル・トンプソン（米）が続き、3打差の4位タイにジェリー・ケリー（米）他。

　WGC-CA選手権に世界ランク上位者が出場するため、手薄になったフィールドで上位を狙う日本勢は、スポット参戦の丸山（大）が2バーディ、5ボギーの3オーバー75を叩き、110位タイからのスタート。丸山（茂）は第1ラウンド、4オーバー76で回ったところで棄権。日本勢にとっては、いいところが全くない大会初日になってしまった。