国内男子ツアーの中日クラウンズが26日、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースを舞台に開幕。2週前のRBCヘリテイジで日本勢5人目の米男子ツアー優勝を果たした小平智が凱旋出場する。

　昨季大会は、宮里優作がツアー通算4勝目を挙げた。通算12アンダーで迎えた最終日の最終ホール。すでに谷口徹と藤本佳則が通算12アンダーで上がっており、プレーオフかと思われたが、約6メートルのバーディパットを沈め、宮里が勝利をつかんだ。

　宮里は前週の欧州ツアー ハッサンII世トロフィ（13位タイ）を終え、モロッコから帰国しての出場。また、2010年大会の最終日に12バーディ、ノーボギーの「58」を記録した石川遼は4年ぶりの参戦となる。小平、宮里、石川は同組で予選ラウンドを戦う。

　また、前週のパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップで日本ツアー初優勝を飾ったラヒル・ガンジー（インド）、開幕戦の東建ホームメイトカップを制した重永亜斗夢、プラヤド・マークセン（タイ）、片山晋呉、星野陸也、今平周吾、尾崎将司、尾崎直道が出場する。

（写真提供：Getty Images）