J.スピースが激戦を制して米国人最年少全英優勝! キャリアGSに王手 松山英樹は14位タイでフィニッシュ
2017年7月24日(月)午前3:05
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今季メジャー第3戦 第146回全英オープン選手権が現地時間22日にイングランドのロイヤルバークデールGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ジョーダン・スピース(米)が1アンダー69で回り、通算12アンダーでメジャー3勝目を手にした。
3打差の単独首位から出たスピースは、出だしの4ホールで3ボギーと苦戦。5番でこの日最初のバーディが来たが、9番をボギーしてしまう。すると、単独2位から出たマット・クーチャー(米)は8番までを1オーバーとしていたものの、9番でバーディを奪取し、ともに通算8アンダーで並んでハーフターンを迎えた。
後半は両者12番までパープレーが続いたが、13番でスピースがティーショットを右に曲げてトラブルに。アンプレアブルとなり、25分近い協議の末に隣接する練習場から3打目を打つも、このホールはボギーに。それでも、続く14番パー3でベタピンにつけてバーディを奪うと、15番パー5では2オンに成功し、長い距離のイーグルパットを沈めてリードを奪う。
さらに、16番でもロングパットのバーディチャンスを決めたスピースは、17番でもスコアを伸ばし、トータル1イーグル、4バーディ、5ボギーでホールアウト。14番からの4ホールで5つ伸ばすカムバックで2015年のマスターズ、全米オープンに続く、3つ目のメジャータイトルを獲得。同大会における米国人の史上最年少での優勝者となり、キャリアグランドスラムに王手をかけた。
一方、7打差5位タイから出た松山英樹は、1番のティーショットを右に曲げてOBとし、このホールをトリプルボギーとすると、2オーバーで迎えた後半は11番から連続ボギーとスコアを落とす苦しい展開となった。その後15番パー5では3打目を1メートルにつけてバーディ。17番でもスコアを伸ばし、3バーディ、2ボギー、1トリプルボギーの2オーバー「72」でホールアウト。通算2アンダー14位タイで4日間の戦いを終えている。
その他上位は、通算9アンダー単独2位にクーチャー。通算6アンダー単独3位に7アンダー「63」と大きくスコアを伸ばしたリ・ハオトン(中)が入っている。ローリー・マキロイ(北アイルランド)とラファエル・カブレラ-ベヨ(スペイン)が通算5アンダー4位タイ、全米オープン覇者のブルックス・ケプカ(米)は通算4アンダーで6位タイに。世界No.1のダスティン・ジョンソン(米)は7オーバー77と崩れ、通算4オーバー54位タイとなっている。
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(写真:Getty Images)
全英オープン
<テレビ放送予定>
4日目再放送:7月24日(月)午前9:00~午後8:00
<出演>
解説:佐藤信人(プロゴルファー・JGTO理事)、内藤雄士(ツアープロコーチ)
実況:薬師寺広・土居壮
ゲスト解説:矢野東プロ(2日目)、久保谷健一プロ(3日目)、塚田好宣プロ(4日目)
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