新垣比菜が首位をキープ 2打差の2位に佐渡山理莉
2017年6月22日(木)午後7:00
日本ゴルフ協会(JGA)が主催する2017年度(第59回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技が22日、奈良国際ゴルフ倶楽部で3日目の競技を終了。初日からトップに立っている新垣比菜がトータル11アンダーで首位をキープ、2位には佐渡山理莉がこの日「67」をマークしトータル9アンダーと2打差で最終日を迎える。
昨日の雨から晴天が広がった今日の決勝ラウンド。新垣比菜は10アンダーでスタートしたが、ティーショットが左右に乱れ「フェアウェイから打てなかった」と苦しい展開に。それでも「今日のショットの中では耐えて頑張った」と結果的には1つスコアを伸ばし、トータル11アンダーでホールアウト。初日からの首位を堅守した。
スコアを大きく伸ばしたのは首位と6打差の3位Tでスタートした佐渡山理莉。7バーディ2ボギーの「67」でラウンド、トータル9アンダーとし新垣との差を2打差にまで縮めた。「優勝するには伸ばさないといけないというのはスタート前からわかっていた」という佐渡山。「昨日のつまづきを取り戻せてよかった」と安堵の表情をみせつつも、明日最終日に向けては「自分のゴルフをリズムよくやっていきたい」と優勝への気持ちをみせた。
首位と4打差の7アンダー3位Tには、平木亜莉奈、安田祐香、吉本ひかるの3名が並んだ。このうち平木は「3日間アンダーを出せて安定している。距離が長くグリーンを外すことも多かったが、アプローチで寄せることが出来た」とここまでのプレーに満足している様子。明日は「狙って崩れるのもダメだと思うので、自分で1打1打考えてプレーしたい」と意気込みを語った。
明日最終日は午前7時から競技が始まり、最終組は午前8時40分に新垣・佐渡山・平木のペアリングでスタートする。
写真提供:JGA
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2017年度日本女子アマチュアゴルフ選手権競技
1953年に創始された日本最古の女子ゴルフ個人戦。2003年大会で宮里藍が優勝して以降、ジュニアゴルファーの活躍が目立つ本大会。レギュラーツアーでも予選を通るほどのハイレベルな女子アマチュアゴルファーたちが今年もタイトル獲得を目指して熱戦を繰り広げる。
【大会概要】
■開催日:6/20(火)?23(金)
■コース:奈良国際ゴルフ倶楽部(奈良県)
放送予定:7/8(土)午前10時15分?11時45分(再放送・見逃し配信あり)