今年の女子アマNo.1の栄冠は誰の手に? 昨年大会をプレイバック
2017年6月21日(水)午後2:00
日本ゴルフ協会(JGA)が主催する2017年度(第59回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技が、奈良国際ゴルフ倶楽部で6/20?23の日程で開幕した。初日-5でトップに立ったのは、昨年の日本ジュニアチャンピオンの新垣比菜。1打差の2位Tで佐渡山理莉と古江彩佳が付けている。
昨年大会は髙橋彩華が逆転優勝し、3打差2位には畑岡奈紗がついた。高橋は今シーズンの国内女子ツアーに参戦しリゾートトラストレディスで26位Tを記録したほか、畑岡も昨年米国LPGAツアーのQTを突破し、米国進出を果たしている。
2003年の宮里藍、04年の宮里美香、05年の諸見里しのぶなど、多くの女子プロゴルファーが同大会で「アマチュアNo.1」を獲得したことをきっかけに脚光を集めている。今年はいったいだれがその栄冠を掴むのか。そこで、昨年大会の最終日を振り返って見よう。
髙橋彩華が逆転初優勝!2位は畑岡奈紗
2016年度日本女子アマチュアゴルフ選手権が24日、福島県西白河郡のグランディ那須白河ゴルフクラブで最終ラウンドの競技を終了し、髙橋彩華(開志国際高3年)が通算12アンダーで逆転優勝。同選手権2度目の出場で初の戴冠となった。
2打差2位タイから出た髙橋は、首位スタートの吉本ひかる(滋賀短大附属高3年)が6番パー4で8打と急失速するのを尻目に前半2アンダーとスコアを伸ばして首位浮上。後半は14番でボギーを叩いたが、伸ばしどころの16番、18番で抜け目なくバーディを重ねて後続を突き放し、5バーディ、2ボギーの3アンダー69で女子アマ日本一の座をつかんだ。
3打差2位に入ったのは畑岡奈紗(茨城ルネサンス高3年)。立ち上がり5ホールの3バーディで一時11アンダーまで伸ばしたが、以降は1バーディ、3ボギーと勢いを維持出来なかった。「75」の悔しい最終ラウンドとなった吉本は、この日1つ伸ばした松原由美(大阪学院大高3年)とともに4打差3位タイに終わっている。
通算7アンダー5位は前日2位タイの佐渡山理莉(沖縄名護高1年)。そのほか、山口すず夏(共立女子第二高1年)、新垣比菜(興南高3年)は通算3オーバー33位タイとなっている。
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2017年度日本女子アマチュアゴルフ選手権競技
1953年に創始された日本最古の女子ゴルフ個人戦。2003年大会で宮里藍が優勝して以降、ジュニアゴルファーの活躍が目立つ本大会。レギュラーツアーでも予選を通るほどのハイレベルな女子アマチュアゴルファーたちが今年もタイトル獲得を目指して熱戦を繰り広げる。
【大会概要】
■開催日:6/20(火)?23(金)
■コース:奈良国際ゴルフ倶楽部(奈良県)
■16年優勝:高橋彩華
放送予定:7/8(土)午前10時15分?11時45分(再放送・見逃し配信あり)