海外男子
P.ミケルソン敗北宣言「次回ベスページで優勝を狙う」
2008年6月15日(日)午後3:45
予選ラウンドでタイガー・ウッズ(米)と死闘を演じたフィル・ミケルソン(米)が、3日目にして完全に優勝戦線から離脱した。
現地時間14日に行われた今季メジャー第2戦、第108回全米オープン(カリフォルニア州サンディエゴ、トリーパインズGC)第3ラウンド。首位に7打差の35位タイからスタートしたミケルソンは、前日まで使っていなかったドライバーをバッグに入れ、飛距離を稼いでショートアイアンでグリーンを狙う作戦に出た。ところがその作戦は完全に裏目に。
アクシデントが起きたのは13番パー5。「バーディを狙えるホールだからここで1つ伸ばして(第3ラウンドのスコアを)イーブンパーに戻したい」と考えたミケルソンは、ドライバーを手にして2オンを狙ったが失敗。3打目は右ラフからグリーン手前のピンにぴたりと寄せバーディチャンスを演出しようとしたが、それがグリーンを上り切らずに手前まで逆戻り。2度目、3度目とアプローチがグリーンを転がり落ちて、そのホール痛恨の『9』を叩いてしまう。
「本当にあれで勝負ありだった」とがっくり肩を落としたミケルソンは、この日5オーバー76の大叩きで通算9オーバー。47位タイに後退し、優勝は絶望的となった。「地元だから入れ込み過ぎたのかもしれない。でもこんなに素晴らしい大会が、サンディエゴで行われたことを誇りに思う」と、優勝のチャンスがなくなりサバサバした表情を見せたミケルソン。来年は「ゴルフ人生で最高の思い出がある」と言うニューヨークのベスページが舞台。「全米オープンの初タイトルは、是非ベスページで獲得したい」と、すでに思いは次回に飛んでいた。
現地時間14日に行われた今季メジャー第2戦、第108回全米オープン(カリフォルニア州サンディエゴ、トリーパインズGC)第3ラウンド。首位に7打差の35位タイからスタートしたミケルソンは、前日まで使っていなかったドライバーをバッグに入れ、飛距離を稼いでショートアイアンでグリーンを狙う作戦に出た。ところがその作戦は完全に裏目に。
アクシデントが起きたのは13番パー5。「バーディを狙えるホールだからここで1つ伸ばして(第3ラウンドのスコアを)イーブンパーに戻したい」と考えたミケルソンは、ドライバーを手にして2オンを狙ったが失敗。3打目は右ラフからグリーン手前のピンにぴたりと寄せバーディチャンスを演出しようとしたが、それがグリーンを上り切らずに手前まで逆戻り。2度目、3度目とアプローチがグリーンを転がり落ちて、そのホール痛恨の『9』を叩いてしまう。
「本当にあれで勝負ありだった」とがっくり肩を落としたミケルソンは、この日5オーバー76の大叩きで通算9オーバー。47位タイに後退し、優勝は絶望的となった。「地元だから入れ込み過ぎたのかもしれない。でもこんなに素晴らしい大会が、サンディエゴで行われたことを誇りに思う」と、優勝のチャンスがなくなりサバサバした表情を見せたミケルソン。来年は「ゴルフ人生で最高の思い出がある」と言うニューヨークのベスページが舞台。「全米オープンの初タイトルは、是非ベスページで獲得したい」と、すでに思いは次回に飛んでいた。








