海外男子
連覇へ楽天的なA.カブレラ
2008年6月12日(木)午前11:30
アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が現地時間12日開幕の第108回全米オープン(カリフォルニア州サンディエゴ、トリーパインズGC)で、持ち前の楽天的な考え方を生かし大会連覇を狙う。
オークモントCCで行われた07年大会で、タイガー・ウッズ(米)、ジム・フューリック(米)ら実力者達を退けてメジャー初優勝。故郷アルゼンチンでヒーローとして迎えられた男のゴルフ人生は、キャディとして始まった。自宅近くのコルドバGCで10年間バッグを担ぎ続けたカブレラは、お客のプレーを見てゴルフを学んだ。クラブを握り始めてからもキャディを続け、夕暮れ迫るコースの練習グリーンでひたすら練習した。夢はプレーして生活すること。目標は全英オープンでも全米オープンでもなく、地元のセントラル・オープンに勝つことだった。
次の目標はアルゼンチンオープン。こうしてステップを踏み、世界各地のツアーで戦った。その独特な歩き方から“エルパト(スペイン語でアヒルという意味)”のニックネームを持つ男は、飛距離を武器にとうとう大一番を制覇。メジャー王者として毎日を送るようになったのだ。
「全米オープンに勝てたことにとても満足している。人生で忘れることのない思い出だ」と語るカブレラ。周囲のカブレラに対する態度は変わっても、本人は相変わらずだ。今季は米ツアーでトップ10入りがわずかに1回と好調とは言えないが、めげる様子はまったくない。「調子はよくないけどゴルフを楽しめればいいんだよ。オレはいつだって楽天的さ」。まさにラテンの血。誰もが難コースに目をつり上げてプレーする中、この男だけはマイペースだ。
オークモントCCで行われた07年大会で、タイガー・ウッズ(米)、ジム・フューリック(米)ら実力者達を退けてメジャー初優勝。故郷アルゼンチンでヒーローとして迎えられた男のゴルフ人生は、キャディとして始まった。自宅近くのコルドバGCで10年間バッグを担ぎ続けたカブレラは、お客のプレーを見てゴルフを学んだ。クラブを握り始めてからもキャディを続け、夕暮れ迫るコースの練習グリーンでひたすら練習した。夢はプレーして生活すること。目標は全英オープンでも全米オープンでもなく、地元のセントラル・オープンに勝つことだった。
次の目標はアルゼンチンオープン。こうしてステップを踏み、世界各地のツアーで戦った。その独特な歩き方から“エルパト(スペイン語でアヒルという意味)”のニックネームを持つ男は、飛距離を武器にとうとう大一番を制覇。メジャー王者として毎日を送るようになったのだ。
「全米オープンに勝てたことにとても満足している。人生で忘れることのない思い出だ」と語るカブレラ。周囲のカブレラに対する態度は変わっても、本人は相変わらずだ。今季は米ツアーでトップ10入りがわずかに1回と好調とは言えないが、めげる様子はまったくない。「調子はよくないけどゴルフを楽しめればいいんだよ。オレはいつだって楽天的さ」。まさにラテンの血。誰もが難コースに目をつり上げてプレーする中、この男だけはマイペースだ。








