海外男子
世代交代を感じさせる最終日最終組
2008年4月13日(日)午後0:25
20代の2人が最終日最終組で激突する。
第72回 マスターズもいよいよ大詰め。夢舞台のオーガスタナショナルGC(ジョージア州)で最終日最終組をプレーする権利を得たのは、現地時間12日の第3ラウンドで通算11アンダー単独首位の座を守った28歳のトレバー・イメルマン(南ア)と、2打差でイメルマンを追う27歳のブラント・スネデカー(米)の2人だった。イメルマンは今大会に過去5度出場しているが、スネデカーにとっては04年にアマチュアとして出場して以来2度目のマスターズで大きなチャンスをつかんだことになる。
昨年、胸(横隔膜の腫瘍)の手術をしながら驚異的な回復で表舞台に戻ってきたイメルマンは、3日間のプレーを振り返り、「ラッキーもあったけれど、いいゴルフができている。メジャーで最終ラウンドをトップで迎えた経験がないからわからないけれど、とにかく自分を信じて戦うしかない」と決意を語った。だが緊張の中にも、同年代のスネデカーと同組で回れることに「すごくいい雰囲気でプレーできると思う」と表情を和ませ、「今日もスネデカーの粘りには驚かされた。ツアーでまだ2、3年しか経験がないのに、すごくいい選手だね」と手放しで絶賛した。
これがタイガー・ウッズ(米)やフィル・ミケルソン(米)との直接対決なら、ガチガチに緊張するのだろうが、第1ラウンドからトップを走っての完全Vを狙うイメルマンにとって、スネデカーとの組み合わせは、ある意味幸運と言って良さそうだ。
対するスネデカーは、この日中盤で3連続ボギーを叩き、優勝戦線から離脱しそうになったが、「悪いことが3つ続けば、良い事も3つ続くよ」というキャディの声を信じ、マイペースを貫いた結果、終盤に3つのバーディを奪い返し、通算9アンダーで単独2位に踏み止まった。「メジャーだからと意識せず、とにかく勝ちに行くだけです」。スネデカーは童顔をほころばせ「明日が楽しみ」と最終ラウンドのプレーに思いを馳せた。
第72回 マスターズもいよいよ大詰め。夢舞台のオーガスタナショナルGC(ジョージア州)で最終日最終組をプレーする権利を得たのは、現地時間12日の第3ラウンドで通算11アンダー単独首位の座を守った28歳のトレバー・イメルマン(南ア)と、2打差でイメルマンを追う27歳のブラント・スネデカー(米)の2人だった。イメルマンは今大会に過去5度出場しているが、スネデカーにとっては04年にアマチュアとして出場して以来2度目のマスターズで大きなチャンスをつかんだことになる。
昨年、胸(横隔膜の腫瘍)の手術をしながら驚異的な回復で表舞台に戻ってきたイメルマンは、3日間のプレーを振り返り、「ラッキーもあったけれど、いいゴルフができている。メジャーで最終ラウンドをトップで迎えた経験がないからわからないけれど、とにかく自分を信じて戦うしかない」と決意を語った。だが緊張の中にも、同年代のスネデカーと同組で回れることに「すごくいい雰囲気でプレーできると思う」と表情を和ませ、「今日もスネデカーの粘りには驚かされた。ツアーでまだ2、3年しか経験がないのに、すごくいい選手だね」と手放しで絶賛した。
これがタイガー・ウッズ(米)やフィル・ミケルソン(米)との直接対決なら、ガチガチに緊張するのだろうが、第1ラウンドからトップを走っての完全Vを狙うイメルマンにとって、スネデカーとの組み合わせは、ある意味幸運と言って良さそうだ。
対するスネデカーは、この日中盤で3連続ボギーを叩き、優勝戦線から離脱しそうになったが、「悪いことが3つ続けば、良い事も3つ続くよ」というキャディの声を信じ、マイペースを貫いた結果、終盤に3つのバーディを奪い返し、通算9アンダーで単独2位に踏み止まった。「メジャーだからと意識せず、とにかく勝ちに行くだけです」。スネデカーは童顔をほころばせ「明日が楽しみ」と最終ラウンドのプレーに思いを馳せた。








