充実した1年 来年はメジャー初制覇に挑戦 ?ジャスティン・トーマス?
2016年5月9日(月)午前9:49
近年はジョーダン・スピース(米)などに代表されるように若手の台頭が珍しい米男子ツアーだが、スピースの同級生でもあるジャスティン・トーマス(米)もその一人だ。
2015-2016シーズンの第2戦「CIMBクラシック」でツアー初優勝をマークし、その力を証明したトーマスは、「ザ・ホンダクラシック」や「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」でも3位タイに入るなど、上位争いを展開。最終戦の「ザ ツアーチャンピオンシップ」でも6位タイに入るなど、年間1勝、そしてトップ10入りは7回をマークした。
ライダーカップではキャプテンピックの有力候補の一人とされていたが、メンバー入りすることができなかった。すると、新シーズンが開幕すると早くもエンジン全開に。開幕戦のセーフウェイオープンでは8位タイに入ると、連覇がかかるCIMBクラシックでは、最終日に8アンダー「64」をマークする圧巻のプレーで松山英樹らを抑えて優勝を果たした。
2017年にはメジャー大会での活躍も期待される。昨季のメジャーでは、4試合全て予選は通過したものの最高位は全米オープンでの32位タイだった。7月のWGC-ブリヂストン インビテーショナルでは2日目の16番で今季米ツアー最長記録となる413ヤードのビッグドライブも放ったことが話題にもなった。身長は178センチと小柄なものの、その爆発力でビッグタイトルを獲得できるのか注目だ。
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