【中間速報】 初日から一変した二日目、スコアメイクの鍵は雨風対策?ミケルソンが10アンダーで首位キープ
2016年6月14日(火)午後6:04
全英オープン二日目。大会初日の晴天とは打って変わって雨が降りしきる天候となった。スコアを崩す選手も多いかと思われたが、初日63をマークし首位で終えたフィル・ミケルソンは悪天候の中でも好プレーを見せ、4バーディ、2ボギーとスコアを2つ伸ばし通算10アンダーで二日目を終えた。
一日に四季があると言われるほど天候が目まぐるしく変わることで有名な全英オープン。現地時間8時25分にスタートしたミケルソン。前半は曇り空の中をプレー、9番ホールから雨が降り出し、後半に入ると雨脚が強まった。
中継で解説を務める内藤雄士氏が「小さなミスを防ぐために、些細なことでも対策を積み重ねていくのがミケルソン。非常に頭の良いゴルファー。」と話すように、この日のミケルソンはスタートからキャップのサイズを調整するために帽子のサイドをキャップで止め、アドレスに入るとしきりにレインウェアの右襟を内側に折り込む。手が悴むくらい10度前後の気温の中、雨が降りだすと右手にグローブを着用し、雨と寒さ対策に備える。
難しいホールでもタップインのパーでリズムを作って行くミケルソンは、前半を3バーディ、ノーボギーで折り返す。天候が悪くなり、難易度の高いバック9に入ったミケルソンは後半12番のパー4でティーショットをラフに打ち込むと、セカンドも乗らず、今大会初のボギーを喫する。その後15番パー4でもボギーを叩き、流れが悪くなる状況となるが、16番から上がり3ホールをパーでしのぎ、通算10アンダーでフィニッシュ。ホールアウト時点では初日に続き首位をキープした。
現地は午後に入り、雨に加えて風も強まる予報となっている。晴天に恵まれた初日とは一変したロイヤルトゥルーンが選手を苦しめそうだ。各プレーヤーの雨風対策にも注目だ。
初日1オーバーで終えた松山英樹は日本時間午後10時37分にスタート予定。何が起きるかわからない全英オープン。昨年の全英では初日72の後、二日目に66をマークし順位を大きく上げた松山。決勝ラウンドにつながる二日目のプレーを期待したい。
さらに、初日アンダーパーのプレーで好位置につけている今平周吾、市原弘大らにも注目だ。
午前スタート組の中でトップをキープしたミケルソン(-11)を上回る選手は出てくるのか、そして予選カットラインはいくつになるのか。全英オープン大会二日目も目が離せない。
ゴルフネットワークは引き続き大会二日目の模様を早朝4時まで生中継でお送りします。ぜひお楽しみに。
【大会二日目 注目組のスタート時間】(日本時間)
22:04 S.ロウリー、J.ローズ、J.スピース
22:26 J.デイ、R、ファウラー、D.ウィレット
22:37 松山英樹、R.マキロイ、Bワトソン
23:10 谷原秀人、M.フィッツパトリック、B.ホーシェル
23:21 今平周吾、R.ヘンリー、M.マナセロ
23:32 市原弘大、W.マガート、R.ロック
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全英オープンゴルフ選手権放送予定
3日目 7月16日(土) 午後6:00?深夜3:30※最大延長翌午前6:00まで
最終日 7月17日(日) 午後5:00?深夜3:00※最大延長翌午前7:00まで
写真提供:Getty Images