D.ウィレットが大逆転でマスターズ初優勝! スピースは2位タイ
2016年4月12日(火)午後8:30
今季メジャー初戦の第80回マスターズは、現地時間10日にジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドの競技を終了。首位と3打差の5位タイでスタートしたダニー・ウィレット(英)が5アンダーの「67」で回り、ジョーダン・スピース(米)の大会2連覇を防いで、通算5アンダーでメジャー初優勝を飾った。
マスターズ特有の難セッティングに加え、速さを増したグリーンによって多くの選手がスコアを崩し大混戦となった最終日。そんな中唯一スコアを伸ばしたウィレットは、5番までパーを拾う我慢のプレーを続け、6番、8番でバーディを奪取。ノーボギーと安定したプレーで2アンダーで前半を折り返す。
その落ち着いたプレーは後半も崩れることなく、13番でバーディを奪うと、勢いに乗ったウィレットは続く14番でもバーディパットを沈めた。すると単独トップに立っていたスピースが12番のパー3で池に2度入れて7打を叩くトラブルで、順位を入れ替える大混戦に。16番ホールでもしっかりバーディを奪い、ノーボギー、5バーディの内容でホールアウト。スピースの3組前でプレーしていたウィレットが大逆転優勝を果たした。イングランド勢のマスターズ優勝は20年ぶりで1996年のニック・ファルド以来となった。
通算2アンダーの2位タイには、スピース、リー・ウェストウッド(英)。4位タイにはポール・ケイシー(英)、J.B.ホームズ(米)、ダスティン・ジョンソン(米)が入った。日本人初のメジャー制覇を狙った松山英樹は4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「73」で、ソレン・ケルドセン(デンマーク)、マシュー・フィッツパトリック(英)と並んで通算イーブンパーの7位タイで大会を終えた。
また、16番のパー3でシェーン・ロウリー(アイルランド)、デービス・ラブIII(米)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)がホールインワンを達成。マスターズの歴史で1日で3人がホールインワンをするのは初の記録となった。
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