B.ハーレーIIIが逃げ切りでツアー初V! 2位V.シンに3打差つける
2016年6月16日(木)午後3:48
米男子ツアーのクイッケンローンズ ナショナルが現地26日、メリーランド州のコングレッショナルCCで最終ラウンドの競技を終え、単独首位から出たビリー・ハーレーIII(米)が通算17アンダーで逃げ切り優勝。タイガー・ウッズ(米)のホスト大会でツアー初勝利を飾った。
後続に2打差をつけて最終日を迎えたハーレーIIIは、前半を2バーディ、1ボギーとして1アンダーでサンデーバックナインへ。折り返し後は12番ボギーで後退となり、この日「65」の猛追を見せたビジェイ・シン(フィジー)に詰め寄られる場面もあったが、迎えた15番で残り35ヤードからチップイン、16番では8メートル強を沈める連続バーディで勝利を手繰り寄せた。
最終的に2位シンに3打差をつけての戴冠となったハーレーIII。元海軍兵でバージニア州出身の34歳は、現在の自宅や母校の士官学校から遠くない、地元とも言える土地での勝利に「初優勝にこれ以上のトーナメントは思い浮かばなかったよ」と喜びを噛みしめた。
勝てばツアー最年長優勝となった53歳シンは前日6位タイから急浮上も逆転には至らず、通算14アンダー単独2位で4日間を終えた。通算13アンダー3位タイには、今大会がプロ初戦のジョン・ラーム(スペイン)、2013年覇者のビル・ハース(米)が続き、トップと2打差から逆転を目指したアーニー・エルス(南ア)は、1オーバー72で通算12アンダーの5位に入っている。
その他上位は、通算10アンダー6位にウェブ・シンプソン(米)、通算9アンダー7位にハロルド・ヴァーナーIII(米)。今大会では、有資格者を除く上位4名に全英オープン(7月14?17日/スコットランド、ロイヤルトルーンGC)出場権が与えられ、ハーレーIII、シン、ラーム、ヴァーナーIIIが全英行きの切符をつかんでいる。
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最終日 6月19日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
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写真提供:Getty Images