新BIG3が白星発進も、J.デイにアクシデント…
2016年5月31日(火)午後4:20
23日にテキサス州のオースティンCCで開幕したWGC-デルマッチプレー。ほとんどのマッチが18番ホールまでもつれ込む見所満載となった初日だが、優勝候補の“新BIG3"は揃って白星スタートとなった。しかし、そのなかでジェイソン・デイは翌日以降に不安の残す結果となった。
ともにメジャーで優勝経験のある戦いとなったデイとグラエム・マクドウェルの対戦は、15番ホールまではデイが3アップと強さを見せていた。しかし、16番のドライバーショットで腰を痛めてしまう。幸い大差をつけていたためマッチへの影響はなかったが、気になるのはその容態だ。
トッド・ルイス
「本人によると、ラウンド中より大分痛みが和らいでいるとのことです。15番ホールのティーショットで腰をひねったあともプレーを続け、16番ホールでは耐えられないほどの痛みが走りました。ラウンド後、クラブハウスの中で2人の専門医に診てもらいました。1時間ほどの治療を受けたあと、駐車場に向かうデイは、『コースにいたときよりも良くなった』と言い、棄権の可能性を問われると『それはないと思う』と返事しました。その後、デイのエージェントがコメントで「デイは明日もプレーをする予定だ」と発表しました」
「あとはコースに出てから判断するとのことです。実はデイが腰の痛みに悩まされるのは、これが初めてではありません。2014年の9月にも腰の痛みにより試合を棄権し、去年の8月にも腰をひねったということでプロアマを欠場しています。それ以降は今日まで目立った影響は見られなかったのですが、一番の懸念はマスターズを2週間後に控えているということです。デイは来週中にオーガスタ・ナショナルに移動すると話していたのですが、どこまで予定通りに運ぶことができるのか、現状では不明です。明日、このままプレーを続ければ、悪影響を及ぼすことも考えられます」
「また、もし仮にデイが明日の朝、マッチプレーから棄権するとなれば、ルール・オフィシャルによると、同じグループの残りの2人、トンチャイ・ジャイディーとポール・ケーシーには不戦勝として1勝ずつが加算されるとのことです。明日の朝になってみるまではどうなるのかわからないのですが、今のところデイはプレーを続けるとのことです」
デイがこのまま続けるのかどうかは、翌日になるまで待つしかない。デイがいる第2グループでは、トンチャイ・ジャイディーがポール・ケーシーに勝利。2日目にデイの対戦となるのはジャイディーで、勝ったほうは決勝ラウンド進出に向けて大きな一歩を踏み出すこととなる。
ゴルフセントラル 3月24日号より
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写真提供:Getty Images