谷原が今季初勝利へ、1番でスタートダッシュなるか 藤本、崔、市原が2打差で追う
2015年11月27日(金)午後5:51
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国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが7日、千葉県の総武カントリークラブ 総武コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。谷原秀人が4アンダー66でラウンドし、通算10アンダーで優勝に王手をかけた。
トップと1打差の2位タイから出た谷原は、2番から3連続バーディをマークするなど、前半を2アンダーでハーフターン。バックナインでは11番でこそボギーが先行したものの、14番で取り返すと、上がり2ホールを連続バーディ。最終18番では距離のある難しいラインのパットを沈め、2013年以来のツアー優勝に向けて弾みをつけるラウンドとなった。
通算8アンダー2位タイには「66」をマークした藤本佳則、単独トップから出た崔虎星(韓)と市原弘大がつけている。トップと3打差の単独5位には今季1勝の松村道央、通算6アンダー単独6位に冨山聡、通算5アンダー単独7位に片山晋吾となっている。
昨季賞金王の小田孔明は2アンダー68で回り、通算4アンダーで藤田寛之、宮里優作、竹谷佳孝らと並び8位タイに浮上。8位タイから出た池田勇太は2オーバー72と崩れ、通算2アンダー16位タイに後退している。また、19位タイで予選ラウンドを突破した今田竜二は通算イーブンパー28位タイとなっている。
この日は多くの選手が1番ホールの風に悩まされた。第3ラウンドをプレーした63人のなかで、1番でバーディをマークしたのは横田真一のみ。ボギー以下の成績だった選手は約半数の27人と難易度の高いスタートホールとなった。混戦模様を抜け出して有利に最終日を戦う上でも、最終日の1番ホールには注目が集まる。
「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」は3日目、最終日をとことん1番ホール生中継!
今年で3年目を迎える大会。チャレンジトーナメントの優勝者、ジュニア・アマチュアゴルファーの主催者推薦等、若手ゴルファーへ門戸を広げている大会としても注目される。昨年大会は、3日目、近藤共弘が「64」をマークしトップに浮上。最終日も順調にスコアを伸ばし、3シーズンぶりの優勝を飾った。今年の舞台、総武カントリークラブ総武コースを攻略し、秋のビッグタイトルを獲るのは誰だ!
とことん1番ホール生中継 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP特設サイト
写真提供:Getty Images