シェフラー「成長の中で常に葛藤」 独自の価値観と揺るがぬ実力で3度目のグリーンジャケット獲得へ
2026年4月9日(木)午後1:46

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世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米)が、今季メジャー初戦のマスターズトーナメント(9~12日/ジョージア州/オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ)に臨む。
29歳ながらメジャー4勝、PGAツアー通算20勝と近年の男子ゴルフ界をけん引する存在だが、その圧倒的な成績とは対照的に、シェフラーは一貫して“実績や職業は人間を定義しない”という独自の価値観を示してきた。
また、「成長する中で、常に葛藤はあったし、今もそれは続いている。ラウンドを終えればスコアが出る。このゲームに多くの時間と労力を費やしているからこそ、期待も大きくなる。時には得るものもあるが、多くの場合、週の終わりには失望することになる。勝者は一人で、それ以外の方が圧倒的に多いからだ」と競技の本質にも触れている。
さらに、「努力を続け、競争心を保ちながらも、良いゴルフも悪いゴルフも自分を定義するものにしない。そのバランスを取るのは常に課題だ。悪いプレーで自分を定義すれば惨めになるし、グリーンジャケットや全英優勝という良いプレーで自分を測れば、傲慢になってしまう。いくつか勝っただけで自分は特別だと思い、周囲に対して良い人間でいられなくなるだろう」とも述べ、結果と自己評価を切り離す重要性を強調した。
とはいえ、競技者としての評価が大きく左右される舞台がマスターズであることも事実だ。7度目の出場となる今年まで、すべてトップ20以内という抜群の安定感を誇り、すでに2022年と2024年に優勝。オーガスタとの相性は極めて高い。独自の価値観と揺るがぬ実力を併せ持つシェフラーが、3度目のグリーンジャケットを獲得するか。今年の“祭典”における最大の注目点の一つとなる。
(写真:Getty Images)
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