国内男子ツアーのメジャー初戦、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsが4日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。朴相賢（韓）とJ.B.パク（韓）が通算1アンダーでトップタイに並んだ。

　トップと5打差の11位タイから出た朴は、出だしの1番と3番をバーディとすると、その後は我慢強くパーセーブを続けていき、終盤の16番でもスコアを伸ばす。アンダーパーでプレーしたのがわずか10人というなかで、ノーボギーの3アンダー68とスコアを伸ばした。単独トップから出たパクは終盤の15番から連続ボギーで2オーバー73でリードを失う結果となった。

　トップと1打差の単独2位には、イーブンパー71で回った谷原秀人がつけた。11位タイから出た藤田寛之は4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー70でラウンド。通算1オーバーで、マイケル・ヘンドリー（ニュージーランド）、アダム・ブランド（豪）と並び4位タイに浮上している。

　通算2オーバー7位タイには、3位タイから出て3オーバー74とスコアを落とした谷口徹、矢野東、ブラッド・ケネディ（豪）、ショーン・ノリス（南ア）ら。昨季賞金王の金庚泰（韓）が3アンダー68とスコアを伸ばして、通算4オーバーで宮本勝昌と同じ16位タイとなっている。池田勇太、宮里優作は通算7オーバー24位タイ。小平智は川村昌弘と通算14オーバー63位タイに沈んでいる。