国内男子ツアーの「?全英への道? ミズノオープン」が26日、岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部を舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。小平智が5アンダー67でハン・スンス（米）と並んでトップに立った。

　インからスタートした小平は、出だしの10番から2連続バーディと幸先の良いスタートを切ると、13番でもスコアを伸ばす。14番でボギーを打つものの、17番までパーを拾う我慢のゴルフを展開し、18番ではバーディを奪って3アンダーで折り返す。後半も安定したプレーが続き、3バーディー1ボギーでフィニッシュ。今季初勝利に向けて好スタートを切った。

　1打差の4アンダーには、4バーディ、ノーボギーの内容でプレーした谷原秀人が上田諭尉、マイケル・ヘンドリー（ニュージーランド）、I・J・ジャン（韓）と並んで3位タイにつけている。

　その他、開幕戦に続いて先週の関西オープンでも2位タイと好調をキープする近藤共弘は4バーディ、1ボギーでホールアウトし、昨季賞金王の金庚泰（韓）、今平周吾ら6人と7位タイで並んだ。熊本出身の永野竜太郎は2アンダー70で藤田寛之、市原弘大らと同じ13位タイに。一方、ディフェンディング・チャンピオンの手嶋多一は1オーバー73の60位タイと出遅れている。