欧州男子
武藤は57位タイで最終日へ 初優勝狙うC.ハンソンが単独トップ
2016年5月8日(日)午前10:55
欧州ツアーのハッサンII世トロフィが現地時間7日、モロッコのロイヤル ゴルフ ダルエスサラームを舞台に第3ラウンドの競技を終了。日本から唯一出場している武藤俊憲は4オーバー76とスコアを落とし、通算6オーバー57位タイで最終日を迎えることとなった。
初日に「71」をマークしながら、2日目の「75」で45位タイに順位を下げていた武藤。巻き返しを狙ったムービングサタデーだったが、この日も前半は3番と5番でボギーを喫し、2オーバーで折り返す。後半も11番でボギーが先行する苦しい展開となると、16番でもスコアを落としてノーバーディ、4ボギーの内容でホールアウトとなった。
リーダーボードのトップはツアー初優勝を狙うクリス・ハンソン(英)。10番までに3アンダーとすると、12番パー5では「幸運もあった」とイーグルを奪取。後続との差は1ストロークだが「ここは厳しいゴルフコースだから、忍耐強くプレーする必要がある。ボギーを叩くことも受け入れなければならないし、その上でチャンスが来たら決め切らないといけない」と、31歳は初のトロフィをかけて残り18ホールを戦う。
その他上位は、通算5アンダー2位タイに、クレモン・ベラルド(仏)とデビッド・ディクソン(英)がつけている。トップと2打差の単独4位にはジョシュア・ホワイト(英)、通算3アンダー単独5位にワン・ジョンハン(韓)となっている。