欧州男子
五輪出場を目指すS.S.P.チョウラシアが母国OP制覇に王手
2016年3月20日(日)午前8:43
欧州&アジアン両ツアー共催のヒーロー・インディアン・オープンが現地時間19日、インドのデリーGCを舞台に開幕し、第3ラウンドの競技を終了。S.S.P.チョウラシア(インド)が4アンダー68で回り、通算14アンダーで優勝に王手をかけた。
トップと3打差の2位タイからスタートしたチョウラシアは、1番パー5をバーディとする幸先の良い立ち上がりを見せると、6番からは3連続バーディを奪取し、前半を4アンダーでハーフターン。一転して、後半はピンチを迎える場面も多かったが要所でナイスリカバリーを見せ、9ホールをパーセーブ。結局18ホールをノーボギーで終えた。
母国オープン制覇に大きく近づいた37歳は「最終日には、これまでの3日間と同じ形で入ろうと思っている」と自然体を強調。「このコースでは何度もプレーしてきたから、プレーの仕方はわかっている」と自信も見せた。「率直に言ってとても重要な大会だ。次のゴールは五輪でプレーすることであり、ここで勝つことができれば出場が果たせる」とリオデジャネイロ五輪出場に向けて大きな1勝をつかむことができるだろうか。
一方、単独トップから出たテリー・ピカダリス(豪)は2バーディ、3ボギーの1オーバー73とスコアを落とし、通算12アンダーで単独2位。ディフェンディング・チャンピオンのアニルバン・ラヒリ(インド)は5アンダー67で回り、通算10アンダー3位タイに浮上している。