藤田が41位タイ 片山、川村は出遅れ 単独首位にP.ユーライン
2016年3月11日(金)午前10:40
欧州&アジアン両ツアー共催のトゥルー・タイランド・クラシックは現地時間10日、タイのブラックマウンテンGCを舞台に第1ラウンドの競技を終え、日本勢は藤田寛之が2アンダー70で41位タイ。一方で、片山晋呉はイーブンパーのラウンドで81位タイ、川村昌弘も104位タイと出遅れスタートとなった。
日本人選手3人が出場する今大会。初出場の藤田は、前半を1バーディ、1ボギーで折り返すと、後半は出だし10番からバーディが先行。その後も13番、14番と順調に伸ばし、17番ボギーで、4バーディ、2ボギーとまずまずの初日となった。
81位タイとなった片山は、前半インコースで2つスコアを落としながらも、3バーディを奪った後半に2つ戻して、3バーディ、3ボギーの内容。2年連続出場の川村は6番でのダブルボギーが響き、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73でホールアウトしている。
8アンダー64で単独トップに躍り出たのはピーター・ユーライン(米)。前月のオメガ ドバイデザートクラシックを手首負傷で途中棄権した26歳は、2週後の復帰初戦から9位タイ、4位タイと直近2試合で好調を維持。今季初勝利へ好スタートを目指したこの日は、9バーディ、1ボギーのチャージで後続を2打差に突き放した。
以下、1打差の単独2位にペール・エドバーグ(スウェーデン)。ツアー2勝目を狙うスコット・ジェイミソン(スコットランド)とハビエル・コロモ(スペイン)がさらに1打差の3位タイに入った。そのほか、トンチャイ・ジェイディ(タイ)は3アンダー69の27位タイ。昨季覇者のアンドリュー・ドット(豪)は川村と同じ104位タイに沈んでいる。