欧州ツアーのポルシェ・ヨーロピアンオープンが現地時間26日、ドイツのバッド・グリースバッハを舞台に第2ラウンドの競技を終了。トンチャイ・ジェイディ（タイ）が通算13アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に立った。

　15位タイで決勝ラウンドにコマを進めたジェイディは、立ち上がりの2番かられんぞkバーディを奪う好スタートを切ると、その後も前半に2つスコアを伸ばし4アンダーでハーフターン。後半最初の10番はボギーとしたものの、バックナインでも4バーディをマークし、8バーディ、1ボギーの7アンダー64でホールアウト。今季初勝利に王手をかけた。

「この3ラウンドは良いプレーができているけど、今日は特に良かったね」とラウンドを振り返ったジェイディ。ツアー通算6勝を誇る45歳は「グリーンが難しいだけに、良いティーショットが必要になる。7アンダーを出したのは久しぶりの事だから嬉しいよ」と久々のビッグスコアに喜びを表した。

　トップと1打差の2位タイには、8アンダー「63」を叩き出したペール・エドバーグ（スウェーデン）、前日首位タイのロス・フィッシャー（英）とグレーム・ストーム（英）が並んだ。2011年マスターズ王者のチャール・シュワーツェル（南ア）は、4オーバー75と大きく崩れ、地元ドイツのベルンハルト・ランガーらと並び通算6アンダー31位タイと順位を落としている。