欧州ツアーのメイド・イン・デンマークは現地時間21日、デンマークのヒマーランド・ゴルフ＆スパ・リゾートを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ツアー通算4勝目を狙うデビッド・ホージー（英）が4アンダー67で回り、通算12アンダーとしてリードを3打差に広げて週末に入った。

　初日に「63」を叩き出したホージーは、この日も1番バーディと幸先いいスタート。4番と5番をバーディ、ボギーとしたあと、6番のイーグルで通算11アンダーに伸ばし、後続を引き離しにかかった。9番からの連続ボギーで上位集団に迫られたが、後半に3つバーディを加え、再び引き離した。

　今季はトップ10入りが1回のみと苦しんでいたホージーは「立てた戦略に忠実にプレーしている。プレーに満足しているし、もうフラストレーションはない」と目の前が晴れていると語った。

　通算9アンダーの2位タイには、ジョン・パリー（英）とリチャード・グリーン（オーストラリア）。パリーは一時通算11アンダーまで伸ばしたが、終盤に2ボギーで後退。グリーンは6バーディ、ノーボギーで回り、この日ベストスコアタイの65をマークした。

　地元期待のソレン・ケルドセン（デンマーク）はスコアを伸ばせず、通算5アンダーの12位タイ。トーマス・ビヨーン（デンマーク）はディフェンディングチャンピオンのマーク・ウォーレン（スコットランド）とともに、通算4アンダーの15位タイにつけた。

　ライダーカップ主将のダレン・クラーク（北アイルランド）は一時6アンダーと大健闘を見せていたが、上がり2ホールでスコアを3つ落とし、通算3アンダーの27位タイにとどまった。