欧州ツアーの2014-15シーズンは早くも第2戦を迎え、初戦と同じ南アフリカの地でアルフレッド・ダンヒル選手権が現地時間11日に開幕する。舞台となるのはゲーリー・プレーヤーがデザインしたレパード・クリークCC。

　このコースを得意としているのは、地元・南アフリカのチャール・シュワーツェル。2005年に初優勝を果たすと、その翌年はアーニー・エルス（南ア）に敗れながらも準優勝。昨年は4打差、一昨年は12打差で制覇し、今年は3連覇＆通算4回目の優勝を目指す。ただ、今季初戦は通算スコアがアンダーパーで終われず、状態にはやや不安がある。

　そして、やはり南アフリカのルイス・ウーストハウゼンも本命候補。優勝争いの経験はあるが、未だタイトルは手にしていない。南アフリカで一番好きなコースと語っているだけに、同国のライバルとの戦いを制し、栄冠を手にしたいはず。また、今季初戦を制したダニー・ウィレット（英）は、レース・トゥ・ドバイ（賞金ランク）でのリードを広げたいところだろう。

　天気予報は荒れ模様。雷雨の可能性がある週末の戦いを制するのは誰だ？