前週のDPワールド・ツアー選手権ドバイで今シーズンの幕を閉じた欧州ツアーだが、今季のサー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤー（新人王）に、ブルックス・コープカ（米）が選出された。

　24歳のコープカは、ファイナル・シリーズ第3戦 ターキッシュ・エアラインズ・オープンを制するなど、レース・トゥ・ドバイ（賞金ランク）で8位につけ、昨年の113位から大きく躍進。また、6月の全米オープンでは4位タイでフィニッシュするなど、計5回のトップ10を記録した。

　ツアー本格参戦2年目にして大きなタイトルを獲得したコープカは「新人王をとれたことは大きな意味がある。今年はハードワークしたし、結果が出て楽しいよ。優勝は素晴らしいことで、それはツアーに参戦すると決めてからの目標だった」と、今季の成績に満足気。「2年前の状況を考えると、今いる位置は素晴らしい。トルコで勝てたことや、新人王を獲得したことは驚くべきことだよ」と、チャレンジツアーに参戦していた2年前のことを振り返りながら話した。

　早くも次週から新シーズンが開幕する欧州ツアー。その開幕戦は南アフリカのゲーリー・プレーヤーCCが舞台となるネッドバンク・ゴルフチャレンジ（現地時間12月4日?7日）だ。新たなヒーローの今後の戦いからも目が離せない。