欧州ツアーのファイナル・シリーズ初戦 BMWマスターズは現地時間30日、中国のレイク・マラレンGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季2勝のアレクサンダー・レヴィ（仏）が、7アンダー65をマークして初日を終えて単独トップに立った。

　今年は4月のボルボ中国オープンでツアー初優勝、荒天で36ホール短縮となった2週前のポルトガル・マスターズで2勝目を飾るなど躍進のシーズンを送っているレヴィ。初優勝の舞台・中国で再び勝利の美酒を味わうべく最高の出だしを切った。

　この日は10番からスタートすると、出だし4ホール連続バーディに成功。17番でもバーディを重ね4アンダーで折り返す。後半は更に2番と9番で1つずつスコアを伸ばし「どうやらこの国に好かれているようですね」とおどけて見せた。

「このコースは僕が優勝したコース（中国、ゲンゾンGC）とそっくり。あと何日かベストを尽くして4月の再現を目指します」と意気込みを語っている。

　以下上位は1打差の2位タイにロメイン・ウォッテル（仏）とニコラス・コルサーツ（ベルギー）。2打差の単独5位からグラエム・マクドウェル（北アイルランド）が追う展開。さらに4アンダー68の6位タイグループにはトーマス・ビヨーン（デンマーク）、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）といった実力者が続いている。