次週に迫った欧米決戦に向け、欧州のスターたちが牙を研ぐ。

　欧州ツアーのISPSハンダ・ウェールズ・オープンは現地時間18日、ウェールズのセルティック・マナー・リゾートを舞台に開幕。今大会には次週に迫ったライダーカップ（26?28日／スコットランド、グレンイーグルス）欧州チームメンバーうち4人がエントリーしている。

　プレーするのはジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）、トーマス・ビヨーン（デンマーク）、スティーブン・ギャラハー（スコットランド）、リー・ウェストウッド（英）の4人。特に現在レース・トゥ・ドバイ（賞金ランキング）で3位と、この4人の中で最も高いランキングにつけているドナルドソンは地元のギャラリーからたくさんの声援を集めそうだ。

　また、ウェストウッドにとってセルティック・マナー・リゾートは4年前のライダーカップで欧州チームがタイトルを奪還した舞台でもある。地元での欧米決戦に燃えるギャラハー、ビヨーンも一様にテンションが高く、今大会の勢いを次週に持ち込もうと意気込んでいる。

　その他、ディフェンディング・チャンピオンのグレゴリー・ボーディ（仏）、前週のKLMオープンを制したポール・ケイシー（英）、ロス・フィッシャー（英）、エドアルド＆フランセスコのモリナリ兄弟（伊）も参戦する。