欧州、アジア両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズは現地時間4日、スイスのクランス・シュル・シエレGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ともに序盤からスコアを伸ばしたリッチー・ラムゼイ（スコットランド）とエドアルド・モリナリ（伊）が8アンダー62と飛び出して首位に並んでいる。

　2012年大会覇者のラムゼイは1番でイーグルを奪うと、2番、3番で連続バーディに成功。その後は7番、12番、13番、15番でもスコアを伸ばしてノーボギーでラウンドを完結させた。一方のモリナリも前半5バーディ、後半3バーディと爆発、こちらもノーボギーの完璧な内容でラムゼイと首位を分けた。

　首位と2打差の3位タイにトミー・フリートウッド（英）ら3人。また、ジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）が3打差の6位タイにつけており、2週前のD+D レアル・チェコ・マスターズに続く出場2試合連続優勝も現実味を帯びている。同じく6位タイにはライダーカップ（26?28日／スコットランド、グレンイーグルス）欧州チーム代表のビクトル・ドゥブイソン（仏）。

　ディフェンディング・チャンピオンのトーマス・ビヨーン（デンマーク）は4アンダー66の13位タイ。欧州ツアー今季6試合目の出場となった川村昌弘は1番でイーグル発進を切ったものの、その後は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことが出来ず。2アンダー68の36位タイで初日の競技を終えている。また、これが同大会26度目の出場となるミゲール・A・ヒメネス（スペイン）はイーブンパー70の73位タイとやや出遅れた。