欧州ツアーのD+D レアル・チェコ・マスターズは現地時間24日、チェコ・プラハのアルバトロス・ゴルフリゾートを舞台に最終ラウンドの競技を終了。予選トップで最終日を2打差の2位タイからスタートしたジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）が通算14アンダーまでスコアを伸ばして同朋のブラッドリー・ドレッジを振り切り、ツアー通算3勝目を飾った。

　この日のドナルドソンは初めからエンジン全開。スタートからいきなり3連続バーディを奪うと、その後も3バーディ、2ボギーにまとめて4アンダー68をマーク。イーブンパー72に終わったドレッジに2打差をつけ、今シーズン初優勝を達成した。この結果ドナルドソンは来月に行われるライダーカップ（9月26?28日／スコットランド、グレンイーグルス）の欧州チームメンバー入りを確定させている。

　単独2位のドレッジは、前週のメイド・イン・デンマークでも最終日をトップでスタートさせたものの最終日にスコアを伸ばせず次点に終わっている。以下上位は通算11アンダー3位タイにメリック・ブレムナー（南ア）とソレン・ケルドセン（デンマーク）。母国ライダーカップ出場を目指すスティーブン・ギャラハーは通算7アンダー7位タイに終わり、自動選出圏内の9位以内浮上には次戦イタリアンオープン（28?31日／イタリア、チルコロ・ゴルフ・トリノ）での好成績が必要となった。