欧州ツアーのM2Mロシアンオープンは現地時間26日、ロシアのツェレエヴォゴルフ＆ポロクラブを舞台に最終ラウンドの競技を行い、通算13アンダーで並んだデビッド・ホージー（英）とダミアン・マッグレイン（アイルランド）がプレーオフに突入。1ホール目でパーをセーブしたホージーがツアー通算3勝目を挙げた。

「今日はそんなに素晴らしいプレーは出来なかった。でも最後は任務完遂となったね。とにかくほっとしているよ」とホージー。これまで2010年のBMWインターナショナル・オープンと11年のハッサン2世国王ゴルフ・トロフィーでツアー2勝を挙げていたホージーだが、ここ2シーズンはシーズンは未勝利に終わっており久しぶりの優勝に胸をなでおろしていた。

　1打差の単独3位にスコット・ジェイミソン（スコットランド）。この日ホージーと並ぶ首位タイから出たスコットランド出身の33歳ピーター・ホワイトフォードは3オーバー75とスコアを崩し通算10アンダー単独5位に終わった。尚、日本勢として唯一出場していた21歳の川村昌弘は、初日の出遅れが響いて予選ラウンドで姿を消している。