G.マクドウェル単独3位 地元ギャラリーの前でV狙う
2014年6月22日(日)午前10:25
ローリー・マキロイ(北アイルランド)が予選で姿を消す波乱の中、母国の先輩 グラエム・マクドウェルが逆転勝利に意欲を見せている。
欧州ツアーのアイリッシュ・オープン(アイルランド、フォタ・アイランド・リゾート)は現地時間21日、第3ラウンドの競技を終了。前日2位タイに浮上したマクドウェルは前半苦しみながらも後半3つのバーディを奪って2アンダー69にスコアをまとめ、通算10アンダーでホールアウト。トーナメントを引っ張るミッコ・イロネン(フィンランド)に2打差の単独3位と順位的にはひとつ後退したが、逆転可能な好位置をキープした。
イロネンに1打差の単独2位にはこの日の7番パー3でホールインワンをマークし8アンダー63のチャージを見せたダニー・ウィレット(英)が続き、通算9アンダー4位タイにロメイン・ウォッテル(仏)、クリストファー・ブロウバーグ(スウェーデン)、マシュー・ボールドウィン(英)らがつける展開となっている。
「前半2つボギーを叩いたときは我慢が足りないなと反省した。地元のギャラリーの声援に背中を押されて、後半は上がり3ホールで2つバーディを奪えて良かった。少し前に2019年の全英オープンがロイヤル・ポートラッシュGC(北アイルランド)で開催されることが決まったし、マキロイがアイルランド代表で五輪に出場することが決まった。アイルランドにとって大きなニュースが重なっているから、ここで自分も地元Vを狙いたい」とマクドウェル。13年連続出場の同大会は未だトップ10入りがなく、苦手意識もあったが今回は違う。地元の大きな期待を背に全米オープンチャンピオンが躍動する。
尚、今大会は“ジ・オープン・クォリファイイング・シリーズ”の一戦となっており、トップ10に入った選手のうち全英オープンの出場資格を持っていない上位3選手が、出場権を得られることになっている。