復活V目指す40歳M.ランドバーグ単独首位で決勝Rへ
2014年6月7日(土)午前11:08
6年ぶりの復活Vを目指すミカエル・ランドバーグ(スウェーデン)が首位の座をキープした。
欧州ツアーのライオネス・オープン(オーストリア、ダイヤモンドCC)は現地時間6日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進のベテラン、ランドバーグが4連続を含む5バーディ(1ボギー)を奪って4アンダー68をマーク。全米オープン前週とあってフィールドが薄い中、通算9アンダーまでスコアを伸ばし予選ラウンドを単独トップでクリアした。
2005年、2008年と2度ロシアン・オープンを制しているランドバーグだが、その後勝星から遠ざかったばかりか、2年近くトップ10フィニッシュなし。ここ3年間は毎年クォリファイング・トーナメント行きを余儀なくされている。しかし今週は「グリーンを狙うショットの距離感が合っている」とバーディチャンスを量産。新コーチとの「特訓の成果が表れている」と胸を張る。
「下が乾いて硬くなりどんどんコンディションはタフになっている。それでもショートアイアンの精度が良いから楽にゴルフが出来ている」と言う40歳。久々の勝利に向け、このまま好調を維持出来るか注目だ。
ランドバーグに1打差の単独2位にリー・スラッテリー(英)がつけ、通算7アンダー単独3位にファブリツィオ・ザノッテイ(パラグアイ)。さらに通算6アンダー単独4位にシワン・キム(韓)、ディフェンディング・チャンピオンのヨースト・ルーテン(オランダ)が通算5アンダー5位タイに浮上。初日ランドバーグとともに首位の座を分け合ったアダム・ギー(英)はスコアを1つ落とし通算4アンダー7位タイに後退している。