S.ガルシアが母国オープン制覇を狙う!
2014年5月15日(木)午後0:42
好調のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、母国のナショナルオープンで勝利を目指す。
前週行われた“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権で単独3位に入ったガルシア。今季は欧州ツアーのコマーシャルバンク・カタール・マスターズで優勝するなど安定したプレーを続けている。そのガルシアが今週挑むのがオープン・デ・エスパーニャ(現地時間15?18日/スペイン、PGA カタルニア・リゾート)だ。
現在世界ランキング7位のガルシアは「スペインに戻って来てオープン・デ・エスパーニャに出られて興奮している。出来ればここでまた良い1週間を送りたいね」とニヤリ。「コースは本当にすごく良い状態だし、天気もよさそうだから楽しみたい。良い感じだとは思ってるけど、もっと良くしなくちゃいけないところもあるから」と同時に向上心ものぞかせた。
もちろん他の地元勢も黙ってはいない。昨年12月の香港オープンでツアー最年長優勝記録を塗り替え(49歳337日)、先日米シニアツアーデビュー戦でいきなり優勝を飾り大きな話題となったミゲール・A・ヒメネスを筆頭に、マスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル、アルバロ・キロス、パブロ・ララサバルらが控えており、今はなきセベ・バレステロスの魂を受け継いだ者たちが熱い戦いを繰り広げる。
ディフェンディング・チャンピオンのラファエル・ジャクリン(仏)は今季も出場。昨季は欧州ツアー史上最長タイの9ホールに及ぶプレーオフを制して約2年ぶりツアー通算4勝目を挙げた。その他、“第5のメジャー”で6位タイに入ったフランセスコ・モリナリ(伊)、マッテオ・マナセロ(伊)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)、トーマス・レベ(仏)、ピーター・ユーライン(米)らも地元勢に負けまいと奮闘を誓っている。