松山ムービングデーに足踏みも「ショットは悪くない」
2014年5月11日(日)午前8:43
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“第5のメジャー”で孤軍奮闘中の松山英樹。ムービングデーにスコアを伸ばすことは出来なかったが内容については手応えを口にした。
米男子ツアーのフラッグシップ大会 ザ・プレーヤーズ選手権は現地時間10日、同ツアーの総本山フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第3ラウンドの競技を終了。25位タイからスタートした今大会初出場の松山は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で足踏み。通算3アンダー28位タイへわずかながら順位を下げ最終日を迎えることになった。
それでもラウンド後は表情が明るかった。その理由は「ドライバーもアイアンもショットは悪くない」から。そこにショートゲームが噛み合えばスコアが伸ばせたところだが「(ナイスショットが)難しいところに乗ったり、思ったより飛び過ぎたりしてしまった。パットも思ったところに打てているのに入らなかった」ためにパープレーにとどまった。
惜しいパットがわずかにカップに届かない場面も多々あり、それなりにフラストレーションが溜まっているはず。最終日は「3日目まで平凡なスコアに終わっているので、明日は60台が出したいですね」とチャージを誓った日本のエースには、3日目までのモヤモヤを吹き飛ばすようなプレーを期待したい。
上位は3日間ノーボギーで通算12アンダーとした松山と同世代のジョーダン・スピース(米)&初日からトップを走るマーティン・カイマー(独)が首位の座を分け合い、3打差の3位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)とジョン・センデン(豪)の2人がつける展開。
尚、ウェイティングの1番目だった石川遼は欠場者が出なかったため出場を逃している。